専門委員を目指す人へ
切削油技術研究会(以下、切技研)は熱意を持って活動をともにしていただける仲間を常に歓迎します。
所属企業の規模・役職・年齢・性別を問わず、削り好きで探究意欲に燃える人材を求めています。
以下の内容をご理解いただいたうえで積極的に応募をお願いします。
企業の枠を超えた技術者が集まって課題解決を図り、その活動を通じて技術者の育成、日本のものづくりに貢献。
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切削油技術研究会(以下、切技研)は熱意を持って活動をともにしていただける仲間を常に歓迎します。
所属企業の規模・役職・年齢・性別を問わず、削り好きで探究意欲に燃える人材を求めています。
以下の内容をご理解いただいたうえで積極的に応募をお願いします。
専門委員は個人としての入会は認められません。
所属企業あるいは所属機関から業務の一環として認められたうえで派遣されることが原則となっています。
所定の手続きによって事務局に入会の希望を申し入れていただき、運営委員会で承認されれば、晴れて専門委員会の一員になります。
自薦他薦を問いませんが、OB・運営委員・専門委員の推薦があるとスムーズです。
ただし、年度の途中からの参加では討論や作業の流れに合流することが難しくなります。
したがって、年頭の第1回専門委員会からの参加が望ましいです。
切技研として専門委員を志す方にお願いすることは以下の2点です。
毎年恒例の夏合宿
切技研は多種多様なバックボーン(業種・役職・経験・年齢など)を持つ技術者の集合体です。
しかし、お互いに平等かつ対等であり、上下関係は一切存在しません。
経験で上回る委員がリードすることはありますが、その意向に引っ張られて物事が決まってしまうことはありません。
したがって、積極的に討論の輪に飛び込むことが大切です。
自由討論に臨む専門委員~総会 ②
毎月1回(原則として第3金曜日)の専門委員会に出席できるように、各自で本来の業務の調整をお願いします。
欠席すると、毎月進行する討論の輪から遅れ、次回出席しにくくなるという悪循環になります。
同業他社や異業種の技術者とフランクに交流でき、企業の壁を越えて生涯にわたって付き合える人間関係が生まれることさえあります。
それが切技研の魅力であり強味になっています。
専門委員に就任するということは、討論の輪に入って積極的に発言できる権利を得たことを意味しています。
しかし、出席しても発言せずに終わると、権利が無駄になってしまいます。
それは選挙権の行使と同様であり、自己の責任で権利を積極的かつ有効に行使し、自他ともに高める努力が求められます。
ある意味で、スポーツの試合に似ているところがあります。
与えられた時間や字数の範囲内で論理的かつ平易に本質を伝えるコミュニケーション能力は技術者にとって必須です。
討論の過程でそのために必要な論理的思考法、表現力、プレゼンテーション能力が徹底的に磨かれることも切技研での活動の大きなメリットです。
それらはご本人にとっても派遣する企業にとっても、何物にも代えがたい貴重な財産になるはずです。
専門委員としての活動はご本人の幅を広げるために非常に有効です。
創立以来多くの優秀な技術者が育ち、各企業で中枢を担う活躍をしていることがそれを証明しています。
その一方で、専門委員が本来の業務に追われたり、社内で「切技研に通って会社にどれだけ利益をもたらすのか」と問われ、出席しにくくなったという話はよく聞かれます。
専門委員に就任したからといって、すぐに優秀な技術者になることなどあり得ません。
しかし、年月を経て立派な技術者や経営者に成長し、企業を動かす原動力にまで至った例は枚挙にいとまがありません。
拙速に結果だけを求めないようにお願いします。
定例の専門委員会は毎月1回、原則として東京都内で開催されます。
2泊3日の合宿(毎年7月)もおこなわれます。
最近は定例の専門委員会に加えて、切削試験による検証を中心とする部会を積極的におこなっています。
特に総会(12月)を控えた9月以降は原稿の執筆も重なり、多忙を極めます。
これらの活動は送り出していただく所属企業の理解なくしては到底成り立ちません。
将来にわたって会社にどれだけ利益をもたらすのかを考えるべきは専門委員自身ではなく、送り出す所属企業であり、上司の方です。
そのように捉えて頂き、各企業において長期的視野のもとに安心して専門委員活動に注力できる環境づくりをお願いします。
専門委員に興味があるが、その前にどういう活動をしているのか体験してみたいという方に積極的な見学をお勧めします。
理念や活動内容を理解していただくには最も確実な方法です。
切技研はご本人と上司の方が揃って見学し、ゲストとして討論に参加されることを常時歓迎しています。
また、そのようなプロセスを経て入会された例も多くあります。
また、必要に応じて、個別に訪問して理念や活動内容を説明させていただくことも対応します。
専門委員への応募あるいは一日専門委員をご希望の方は所属企業を通して遠慮なく事務局にご連絡ください。
個人の資格での応募はお断りしていますので、あらかじめご了解ください。
切削油技術研究会 事務局
Tel:0467-75-0175
e-mail:setsugi(at)yushiro.co.jp
※ (at) は @ に置き換えてください。
(高知・桂浜にて~1991年)