『バリへの対応技術』 

≪実験方法≫

 正面削り加工中の工作物端面へのバリ発生を高速度カメラで撮影した。出口バリと入口バリの差、インサートの摩耗状態による差、エンゲージ角による差を見るために、表1のようにA~Dの4パターンで撮影を行った。
使用設備・機器を表2に、加工条件を表3に示す。

                     表1 撮影パターン

パターン

A

B

C

D

入口バリ/出口バリ

出口バリ

入口バリ

入口バリ

入口バリ

使用インサート

摩耗インサート

新品インサート

摩耗インサート

摩耗インサート

エンゲージ角

/ディスエンゲージ角


ディスエンゲージ角

+50°


エンゲージ角

+50°


エンゲージ角

+50°


エンゲージ角

-30°

                     表2 使用設備・機器

工作機械

立 型 マシニングセンタ
MB-46VA  [オークマ()]

高速度カメラ FASTCAM SA-X2  [()フォトロン]

使用工具

(フライスカッタ)

工 具 径 φ100
インサート 型式 SEEN120312 (K10相当)
刃 数 1 (切刃1枚のみ使用)
アキシャルレーキ 13°
ラジアルレーキ
切 込 み 角 90°
ノーズ R 1.2 

                     表3 加工条件

回転速度

4,775 min-1

切削速度

1,500 m/min

送り量

0.15 mm/tooth

テーブル送り速度

716 mm/min

切込み量

0.8 mm

工作物材料

ADC12

 

著作権者:切技研事務局 <切削音はありません>

【パターンA】出口バリ大:摩耗インサート,ディスエンゲージ角+50°

【パターンB】入口バリ小:新品インサート,エンゲージ角+50°
【パターンC】入口バリ大:摩耗インサート,エンゲージ角+50°
【パターンD】入口バリ小:エンゲージ角,エンゲージ角-30°